2013年 06月 18日
15日(土)笹津線跡ウオーキングのゴール後、飯野さん、追分さんと共に次回(7月20日)計画の「神岡軌道編」のJR猪谷駅前~片路峡~JR楡原間(12km)の内、片路峡を下見してきた。 神通峡(片路峡)は過去、1997年と2002年の2回、歩いているが、素掘りのトンネル部分が崩落している箇所や路肩が崩れて危険な場所もあったので、今回、通行できるか確認のため下見ウオーキングとなった。 次回予定の「神岡軌道跡ウオーキング」ルート図 今回の下見は追分さんの車で、R41号線から神通川第1ダム方面に降りて吉野橋を渡り神通峡(片路峡)沿いに林道を走った。 今回、下見した神通峡(片路峡) 吉野橋からの絶景・上流側 下流側 やがて大きなアーチ形の薄波橋を渡ったところで予想していた歩行者も含めた「通行止め」の柵が設置されていた。 薄波橋 通行止めの柵 橋に駐車し、3人で柵を乗り越えて奥に進むことにする。 幅1.5~2mの林道は落石が所々に見られるが、雑草も生えてなくぬかるみもない。 左側の路肩下は谷深い渓谷で渓流の音が聞こえ快適に歩けるようだ。 高所恐怖症の人は足がすくむかも しばらく歩くと1番目のトンネルが見えてくる。小さな素掘りのトンネルで中は真っ暗。落石やぬかるみが所々にあり、ライトをつけないと躓いたりぬかるみにはまりそうになる。 トンネルを抜け、しばらく進むと松ケ谷橋に出る。この辺りは手取層群(1億年前の地層)がが見られ、古い標識もたっている。 ここから神通第1発電所までの間に、長さが約4~50mの素掘りトンネルが4か所を通ることになる。最初のトンネルと同様、落石やぬかるみは同じだが、過去に歩いた時のような大きな崩落個所はなかった。 ルートは全般的に緑に包まれていてるが、開けた部分では雑草が長く茂っていて、かき分けながら進んだ。1か月後にはさらに生え茂っていることだろう。 一部に路肩が崩れて危ない場所もある 発電所が見え下り坂になったところで来た道を引き返し、薄波橋に駐車した車に戻った。 書き忘れたが、最後のトンネルにはコウモリも生息しているようで頭上を羽ばたいていた。 ウオーキング当日の天候にもよるが大雨などの場合は、落石や路肩の崩落の危険性もあり、このコースは安全のためにも通らない方がいいだろう。 そのための代替えルートはこれからの検討事項だ。
by pckuri
| 2013-06-18 19:32
| 廃線鉄道編
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